爪の補強
爪の補強作業は、ラップと言います。
ラップは、二枚爪のカバーや、薄い弱い爪、リペアでは補強力の足りないヒビ割れた爪をしっかり包み込んで修復しる技術です。
ラップは、二枚爪のカバーや、薄い弱い爪、リペアでは補強力の足りないヒビ割れた爪をしっかり包み込んで修復しる技術です。
ラップ材の素材には、リネン、シルク、ファイバーなどがあるので、それぞれの特徴を活かして使用しましょう。
@ネイル幅よりやや大きめに切ったラップ材を、消毒した爪先(ネイル全休の2/3)の
脆い部分に貼りつけます。
ネイルの上にグルーをごく少量塗り、乾く前に用意したラップ材をかぶせます。
ラップ材の片側は親指で押さえ、ネイルの下側に押し貼るようにします。
Aその上にグルーを塗り、フィラーでカバーします。
グルーはネイルよりやや外側まで、ラップ材にしみ込むように塗布します。
こうするとラップ材が硬くなり、ファイルでカットしやすくなります。
一方フィラーはネイルプレートからはみ出さないようにかけます。
Bグルーとフィラーが乾いてから、スカルプチュア用ファイルを爪先に垂直に当て、
ラップ材をカットしていきます。
ファイルでカットすることによってカット面がネイルにフィットした状態になります。
この時、ネイルの表面は傷つけないようにし、爪先に対して90度に当ててカットします。
C表面を滑らかにします。
中目のファイルで全体を均一にあたるようにファイルします。
ただし、せっかくラップしたラップ材を削り取らないようにしましょう。
ファイルは軽く根元で握るというより支えるように持ち、
弧を描くようにカーブに合わせてファイルします。
D仕上げは3wayの粗目から中目と順に使って、ネイル表面をスムーズにします。
キューテイクルオイルを塗布した後、バフ面で艶を出していきます。
弧を描くようにカーブに合わせてファイルします。