ラップ
爪の補強作業は、ラップと言います。
ラップは、二枚爪のカバーや、薄い弱い爪、リペアでは補強力の足りないヒビ割れた爪をしっかり包み込んで修復しる技術です。
ラップは、二枚爪のカバーや、薄い弱い爪、リペアでは補強力の足りないヒビ割れた爪をしっかり包み込んで修復しる技術です。
ラップ材の素材には、リネン、シルク、ファイバーなどがあるので、それぞれの特徴を活かして使用しましょう。
まずリネンは、補強力のある反面厚みがでるので、カラーレスの場合リネンのラインが見えやすいという問題があります。
シルクはしなやかで薄いため、技術的に扱いやすく、さらにカラーレスでもナチュラルルックです。
ファイバーは、繊維が多少見える分、とても補強力があります。
素材選びは、自分のネイルの硬さ(やわらかさ)、厚さ(薄さ)、どの程度の割れなのかなどに左右されます。
ラップのメンテナンスは比較的容易に行えます。
先端の綻びはグルーによるシーリング(グルーのノズルで塗るようにつける)でメンテナンス可能で、表面のリフティング(浮き)もグルーとファイルで処理できます。
いずれの場合も、ネイルと器具の消毒が大切です。
それを怠って、もしもラップの下でカピ菌が繁殖したら、ひどくすると爪を腐敗させてしまいます。
ネイル用の消毒剤か、手指用のサニタイザー(アルコール)を使いましょう。